表演の前に、「車椅子太極拳の会」の紹介

皆さん、こんにちは。
私達は、「車椅子太極拳」のメンバーです。車椅子という名前がついていますが、 ご覧頂くように、車椅子の必要がない軽い障害の人も、健常な人もいます。車椅子でも、座っていても出来る太極拳という事です。
 今日は、人権学習の一環としてお招き頂いたわけですが、先ほど森芳江さんのバリアフリーの講演で見て下さったスライドや説明などでもおわかりのように、最近は車椅子の人に住みやすい住宅が、数は充分では ありませんが用意されたり、町のあちらこちらにバリアフリーを考慮した設備が徐々に整備されてきています。
 私が子供の頃は、(昔々の事ですけれども、)障害者の人権は軽く見られていて、例えば就学猶予と言う、学齢期に達しても貴方は学校に来なくてもいいですよ、 教育を受けなくてもいいですよ、と言う制度がありました。
 それに比べると今は良い時代になりましたが、私達は自分達の方からも社会参加の努力をしなければいけませんし、又皆さんと同じようにスポーツを楽しんだりもしたいと思っています。
 車椅子でするスポーツとしては、車椅子マラソン、車椅子バスケット、車椅子テニス、とほかにも色々ありますが、そのような体力のない私達にも出来るスポーツの 一つとして考えられたのが、車椅子太極拳です。
 では私達よりもっと重い障害の、例えば手も足も動かない寝たきりの人たちはスポーツとは無縁かというと、そうではありません。ベッドに仰向いて寝ている人の顔の上に誰かが風船を持って行ってあげて、その人がふーっと吹いて、今日は10センチ上がった、1週間後に15センチ上がったということであれば、それはその人のスポーツだと私は思います。
 私達は障害者ではあるけれども、常にチャレンジ精神も持っていたいと思っています。

代表 今西美奈子さん     バリアフリーの講演 森芳江さん